★人生は挑戦と破壊の繰り返し★

『自由な働き方』を目指す中年サラリーマン。紆余曲折な日々を、どうでもいい日記を綴っております。

59冊目:「魂の退社」 著者:稲垣 えみ子

【遊びに来て頂きありがとうございます!】

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元朝日新聞社に勤務しておりました稲垣さん。

今や「アフロでお馴染み」となり、テレビやラジオで活躍されております。

 

大学を卒業して、28年間勤務し、突然、50歳で退社。

夫なし、子なし。

誰もが、この状況であれば、あと10年の定年退職までと考えるのでしょうが。。

 

もし自分が同じ立場ならそのようになると思います。。。

朝日新聞社と言えば、過去の歴史と一蓮托生してきた大企業。

世界的に見ても、各地に支局を設け、日々刻々と過ぎる世界の出来事を常に冷静に俯瞰しております。

そんな大企業を突然退社した稲垣さんの決断には本当に恐れ入ります。

 

新聞社に勤めていた経験があるのか、書籍の内容自体も非常に、読みやすく、「会社を辞める」経緯がリアルに伝わってきます。

 

稲垣さんが、周りの関係者に退社の話をすると、口を揃えて言われたのが、

 

「もったいない」

 

だったそうです。

でしょうね。。私もきっと同じセリフを言うと思います。

 

稲垣さん、38歳の時、香川県への転勤辞令を言い渡されます。

この転勤が人生を変える大きなきっかけになったと言っております。

 

香川県で出会った人達と接していくたびに、「お金を使わない豊かな生き方」を学んでいきます。

「お金=幸せ」ではない。

香川県のうどんは1杯¥100円で食べられるのだそうです。

 

¥100のうどんだったら、確かに少ない給料でも生活が出来そうな気がしますよね。

ちなみに香川県は貯蓄率全国一なのだとか。

 

50歳で会社を辞めることに、稲垣さん不安よりも、むしろ「ワクワク感」が勝っていたと言っております。

 

人の人生は本当にそれぞれです。

価値観も違うし、家庭環境だって違います。

ただ、この本を読むと、「自分の本心」に嘘を言い続けて、生きていくのは、もったいなぁと感じました。

 

既婚し、家庭を持とうが、持たないが、その人自身の「本心」にもっと耳を傾けるべきなんでしょうね。。

 

この本から本当に色々な事を学ばさせて頂きました。

それでは。