102冊目:【無病法】 著者:ルイジ・コルナロ
遊びに来て頂き、ありがとうございます。
本日、ご紹介する本は、『無病法』。16世紀に生きたイタリア出身のルイジ・コルナロ。30代でさまざまな成人病を患い、40代で生死の淵をさまよいます。
医師の忠告により節食生活を実践し、病を克服。当時としては異例の102歳の天寿を
まっとうします。
コルナロが実践した「極小食」が、如何に体に良いかをこの本から学べます。
ざっくり言うと、
1日3食⇒1日1食(もしくわ2食)
にしたら、病気にならないよ~という内容です。
実はかくいう私も2年前から上記方法を実践しており、現在も続いております。
きっかけは、この本、
です。この本も超お薦めです。
内容が分かりやすく、読みやすいです。ちなみに、私も冒頭の部分から読んだ途端、
1日で読み終え、そこから3回再読したぐらいの衝撃の本でした。
そして、即実践。
元々、1日2食(昼・晩)という事もあり、入りに関し抵抗はなかった筆者。
この本では、食後16時間の空腹時間を設ける事で、自浄作用(オートファジー)
が働き、強い免疫細胞が生まれ、病気に対しても強い体を作りますよ~という
内容でございました。
2食のうち昼の食事を無添加ナッツ類に変更し、夜はいつも通りにしました。
すると、早速体に変化が。
➊体重(64㎏⇒60㎏)
➋吹出物がなくなった
❸顔のくすみがなくなった
❹血圧が下がった
❺便通が良くなった(バナナ状)
明らかに外見の変化・内面の変化が同時に起こります。上記に挙げた理由として、自浄作用(オートファジー)が大きく働き、細胞が活性化していく。この一連の流れがコルナロが説く「極小食」に通じる訳です。
コルナロ自身も、30代~40代は高い身分出身という事もあり、毎日暴飲暴食に明け暮れ、金銭・女性関係もそれはひどいものでした。
ある日、命に関わる病気を患い、医者から勧められた治療法が「食事制限」でした。
この食事制限がコルナロの人生を一変させます。
食事制限を始めたコルナロは、みるみる体調の変化が出始めます。病気がちだった体質が、元気よく歩行出来る体へと変化。
私はこれまで、食に関し、規則的で、しかも最小限の量で満足する生活を送ってきました。もちろん、最初は容易なことではありませんでした。しかし、この美徳を身に付けることを熱心に神様に祈り、神様がこの祈りを聞いて下さることを確信して、努力したのです。
節食を心がけると、不思議と徳も身に付き、全ての事象に対し、謙虚になります。
私も、このコルナロの「極小食」を自分なりにアレンジし、実践していきたいな
と思います。