96冊目:「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」 著者:ジェイエル・コリンズ
【遊びに来て頂きありがとうございます!】
2020年、オリンピックイヤー。日本が活気良く、勢いをつける年に
なるはずが、、、、まさかの、、、、
本当に一寸先は闇ではないですが、先の事なんて予測がつかないものですね。。
そんな折、書店で見つけた本日ご紹介する書籍。
現在、世界中の株価が「コロナショック」により、
2008年リーマン以来の大きな下げ相場となっております。
しかも、先週2月最終週での下落率が、20%近くダウンと、ほぼ世界中の投資家
が資産を大きくマイナスさせているのではないでしょうか・・?
著者のジェイエル・コリンズさん自身の経験を元に、
「仕事に縛られない生き方」をレクチャーして頂いております。
小さい時から、「貯蓄」を覚え、それでも起きる突発的な人生におけるイベント。
社会人になり、仕事も万事がうまく運ぶ事はなく、コリンズ自身も転職を重ねます。
そういった中で、「投資」に対する知識と経験を重ね、ついに念願叶って
「仕事に縛られずに生きていける術」をものします。
焦点はズバリ
「インデックスファンド」
ここにフォーカスしております。
アメリカのダウを始めS&P500の企業、その他企業約3,000社を網羅した
「VTSAX」
このファンドにコリンズ氏、ほぼすべての資産を投下し、結果的に
「自由なる生き方」を手にしております。
書籍でもダウチャートを始め、様々なシュミレーションを分析、実践法を
紹介しております。
・借入金がある場合は、まずは完済する事
・借入金の利息が5%以内であれば、バランスよく投資もしていく
・稼ぐ範囲でお金を使い、余りは投資する。借入金は避ける
やはり、負債と借入金は個人の生き方を縛ります。
自由に生きたくても、借入金がある以上、行動が起こせないわけですね。。
かなり愚直なまでの、インデックスファンド投資をお薦めしております。
ワタクシがこの本から教訓を得たのは、
「市場下落時の行動」
です。
2020年3月2日現在、世界経済の株価は大きな下落に転じております。
コリンズ氏は、この下落時にいかに行動を起こせるかを喝破しております。
勿論、顧みて当然の行動になる訳ですが、、
株で失敗する人の特徴として、どうしてもこういった時に恐怖心理が
働いて、売りの行動にはしってしまいます。
ダウの歴史は、常に自浄作用を繰り返し行い、必ず回復していきます。
これには時間と忍耐が必要です。
これが出来ない人は、最初から株に手を出さないほうがよっぽど良いと
なる訳ですね。。
バフェットも言っております。
不確実性の時期は、いつもバークシャーハザウェイにとっては、
最高のビジネスチャンスだった。
危機に際して現金に勇気が加わると、計り知れない価値がある
金言です。
まさに今がバフェットとコリンズ氏が言う
「チャンス」
なのかもしれませんね。
それでは。