★人生は挑戦と破壊の繰り返し★

『自由な働き方』を目指す中年サラリーマン。紆余曲折な日々を、どうでもいい日記を綴っております。

29冊目:「教養としてのアート 投資としてのアート」 著者:徳光 健治

【遊びに来ていただきありがとうございます!】

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現代アートのオンライン販売を手がける、株式会社タグボート

代表取締役の徳光 健治さんが記した本日の書籍。

 

私も趣味で休日なんかは美術館へ行ったり、アートフェスみたいなイベントがあれば見に行きます。

私のブログの中でも以前書いたのですが、原田マハさんの小説「アノニム」を読んでからというもの、現代アートに興味を持ち始め、実際に、このタグボートさんから

アート購入にまで至っております。

この本の表紙もジャクソンポロックの作品をあげております。

 

反対に、自分で絵を描く、モノを作るなど実際に自分の手でアートを作るという事にはさほど興味がないというか。。。(笑)

 

鑑賞がいいんでしょうね。。(笑)

 

徳光さんの現代アートに対する情熱と理論、今後のアート市場の成り行きを勉強する事ができます。

世界規模からすると、日本のアート市場はかなり小さい。

アメリカや中国・ヨーロッパの勢いが凄まじく、世界的に現代アートブームが現在広がっています。

上記にあげたポロックの作品なんて、200億円で落札とかですよ。。

他にもダビンチの「キリスト」も500億円など。天文学数字ですよね。

 

現代アート発祥もこの本から知ることが出来ました。

マルセル・デュシャンの「泉」。

作品をネットで見てビックリ。

だって、「男性用小便器」ですもん。しかも、デュシャンの実名サインではなく、

{R・MUTT}という匿名のサインで出品するという常人では考えられない行動っぷり。

しかし、賛否両論はあったものの、ここから、「アートの概念」が変わっていくわけなんですね。。

それ以降、ウォーホルの「シルクスクリーンプリント」を持ちいり、大量生産をアート製作にも応用した事で、アートの概念を発明。

ポロックの従来のキャンバスをイーゼルにおいて描く手法を否定し、床にそのままキャンバスを置き、上から滴らせる「アクションペインティング」など。

 

徳光さん曰く、アーティストも言えば「発明家」と言っております。

「発明家」と聞くとエジソンなんかすぐ想像しますが、まさしくそういう感じで、

アート工法そのものを「発明」するといったところでしょうか・・。

 

世界を根底から変える「アート」発明。

 

この現代アートを株や不動産、金、ワインなどの投資と同じように、資産として考える。

 

購入したアートで私は日々の鑑賞権を得られ、そこに癒しと教養を頂きます。

そして購入したお金が、アーティストの生活資金となり、次への新たな「創造」を生む資金となる。

よく出来たシステムだと思います。お互いウィンウィンみたいな感じですよね。

 

まだまだアートが欲しいです。

 

家中、アート作品だらけにしたいと思います。

 

今では、ネットオンラインで購入も出来ます。

ギャラリーに足を運んで、鑑賞してから購入も出来ます。

 

ポロックの現物作品、、、見たいなあ

 

それでは。

 

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