92冊目:「バフェットの教え」 著者:キャロル・ルーミス
【遊びに来て頂きありがとうございます!】
ウォーレン・E・バフェット。
ワタクシが信奉してやまない偉大な投資家です。
投資などに全く興味のない人でも、一度は聞いた事があるのではないでしょうか?
アメリカはオマハ。バフェットは慈善事業に多額の寄付を行っており、
投資のみならず、社会的活動を活発に行なっている事から、
「オマハの賢人」と敬愛の念をもって呼ばれております。。
本日ご紹介する書籍は、長年バフェットの側で取材を行なってきたキャロル・ルーミスの書籍です。
特に有名なのが、バフェットが株主に向けて記す「年次報告書」をまとめた
「株主への手紙」は、ビジネスマンなら必読に値する手紙であります。
バフェットの側で、常に対話と研究などを行い、本作品にはあまり語られない
バフェットの横顔が読み取れます。
そもそも、何でワタクシがここまでバフェットを敬愛するか?
物凄く単純な事です。
①大金持ちなのに、質素倹約な生活をしております。
住まいは20代に時に購入した中古の家。車は、スバル車。
②慈善事業などへの奉仕精神
バフェットは自分自身の財産は99%、寄付すると明言しております。
③バフェットの理念
株式投資は市場の価値を上げ、人々の生活と向上に寄与していく
国が発行する債券や、不動産、デジタル投資などよりも、株式投資がもたらす
リターンのほうが遥かに大きいと喝破しております。
■株を買うときは、その会社を買うつもりで買いなさい
■株を購入したら、向こう10年市場が閉鎖されたつもりで、長期で保有する覚悟を
持ちなさい
ワタクシで例えると、株式投資という行為は、、
会社で働く(企業はワタクシの生産性を対価として受け取る)
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給料を受け取る
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株式に投資する
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投資された企業は、その資金を、再投資し市場に価値を与える
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人々の生活は向上し、より良い生活を享受する
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人々の購買力も上がり、企業の売上が上がる
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企業の株価が上がる
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投資リターンが増える
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投資家はまた再投資していく
かなりざっくりと株式投資の流れを列挙しましたが、ワタクシの株式投資の大好きな
ところは、
株式投資以上の「生産性の向上」と「価値の向上」をあげる行為はないと思う訳です。
歴史は常に繁栄と滅亡を繰り返してきました。
それは「ヒト」が「生存」する手段を考え、その結果、貨幣が誕生し、
経済というモデルが構築されてきました。
確かに、人類が進歩し、それによって、他の生物の存続が脅かされ、自然は破壊されてきております。
しかし、バフェットは、自ら作り出した利益を、社会へ寄付し間違った世界を創らないように舵をきっております。
それは、人類の繁栄=自然・多種生物の破壊ではなく、
人類の繁栄=自然・多種生物の共存を目指しているのだとワタクシは考えます。
バフェットは、「卵巣の宝くじ」という表現で、独特の主観を述べております。
人は「生まれた場所」で大きく人生も変わる。
バフェットは自らを「アメリカ」に生まれただけで、幸運に恵まれた。
「生まれた場所」で人生が大きく変わるこの、格差と社会をバフェットは
強くメッセージを残しております。
だからこそ、資産の99%を寄付するという行動につながっていくのだと感じます。
これからも「賢人」の教えを毎日頂き、自分自身の行動に照らしていきたいなと
思います。
それでは。