85冊目:「あり金は全部使え」 著者:堀江 貴文
【遊びに来て頂きありがとうございます!】
現金貯蓄を「悪」だと喝破しております今回ご紹介する書籍。
ホリエモン色全開、パンチの効いた仕上がりになっております。
昭和・平成と日本は戦争から高度経済へと劇的な成長を成し遂げました。。
「現金」に対する日本人の考え方は、この高度経済成長と共に比例し、
「貯蓄こそ人生を支える大事なもの」として擦り込まれます。
過去の記憶ですが、ワタクシの父も、給料日には家に帰り重厚な金庫に
しっかりと現金ナマサツを封筒にいれ、ノートに家計簿みたいなものを
書き込んでおりました。。幼少のワタクシが、たまたまそのノートを見た時、
「すっげぇ~~!!こんなに貯蓄してんのかよ~~!!」と驚きと尊敬の念を
抱いておりました。
まぁ、何といっても高度経済成長期の話。バブル真っ只中です。
あの時見た家計簿は、ワタクシの記憶に鮮明に残っております。。
考えると何か怖いですよね。お金って。
子供の頃に見た記憶で鮮明に残っているのが、「家計簿」なんですから。笑笑
ワタクシだけなんでしょうけど。。。
やはり、遺伝ではないですが、ワタクシも当然その影響を色濃く受け継ぎます。
「現金貯蓄」思考となるわけです。
欧米人は、貯蓄をほとんどしません。
「株や国債」に投資をします。特にアメリカでは、401kのような将来に対しての
商品も充実しております。ここ最近日本でもidecoや積立NISAが出てきましたね。。
これにより、市場が活発に動き、資金も移動し、様々な企業が誕生し、新たなイノベーションが創造されます。
アップルやグーグルなどですね。
しかし、ホリエモンは「投資」や「貯蓄」ではなく、純粋に
「好きな事」
に焦点を絞り、あり金を全て使おうと記しております。。。
まぁ、ごもっともな意見です。
国民が貯蓄を止め、お金を全て使う事が出来れば、市場の循環が良くなり、互恵関係が行き届き、むしろ格差も無くなるかもしれません。。
元zozoの前澤さんも同じような事を言っておりますね。
「貯金なんてしない。お金は全部使う」と。
あなたの「好きな商品」「好きなもの」にお金を使う。
当たり前の事なんだけど、この当たり前が出来ない。
なぜなら。。
「怖い」
からです。
「貯蓄」
がないと怖いからです。
しかし、もう既にこの現代社会においては、貯蓄する事のほうがリスクな訳です。
お金を使う事で得られる
「経験」「体験」「価値」「学習」
こそ、これからの時代求められるのです。ようするに、インプットよりアウトプットに
力点を入れるみたいな感じでしょうか。。
結果的に、この「経験」「体験」などに投資した人に、自然とお金と人脈がもれなく
セットでついてくる訳ですね。
これを実際に行なっている人達が
「you tuber」だったりする新時代の働き手なのだと思います。
価値観が多様な時代になり、一昔前の「物欲」が今ではほとんどありません。
「体験」する事。
私もホリエモンの教えを薫陶し、自分の「好きな事」をしたいなと思います。
それでは。