65冊目:「このままだと、日本に未来はないよね。」 著者:ひろゆき
【遊びに来て頂きありがとうございます!】
2ちゃんねる開発など、常に斬新な思考で様々な論点から書籍も出しております
ひろゆきさんの著書でございます。
ひろゆきさん自身も現在フランスに在住しているんですね。。。
激変する世界情勢で、日本の現在の立ち位置から、危機感を提唱しております。
◆人口減少はどう見ても危機
⇒人口が減少する日本では、今後GDPの経済上昇、空き家問題などの不動産下落、マーケット縮小が起きてきます。
こうなると、世界の投資家は他国にお金を投資していくことになります。
負の連鎖が起きることになります。
また、従業員の給料が一向に上がらない日本に、世界中の優秀な人材も集まるはずもありません。逆もしかりで、優秀な日本人も国外で働くようになってきます。
◆キャッシュレス化問題
⇒必死に国を挙げて「キャッシュレス化」を推奨している日本ですが、先日の「セブンペイ事件」でも露わになった通り、それ以前のセキュリティ脆弱が浮き彫りになりましたね。。
世界は既にスマホ決済が主流です。
現金では決済ができない。中国は90%以上が既にキャッシュレスです。
ひろゆきさんの住んでいるフランスもキャッシュレス化が進んでおり、ほとんど現金を使うことがないそうです。
今のところオリンピック効果もあり、インバウンド需要が好調な日本ですが、
このままキャッシュレス化の遅れが進むと、世界中の観光客も日本から離れていくのではないかと思います。
◆日本人特有の同調力
⇒ひろゆきさん自身がフランスに移住して感じ、日本と大きな違いを論じています。
基本的に「右へ倣え」の日本と違い、フランスなどの欧米人は同調を良しとしない考え方があります。
日本では「平均」という言葉が潜在的に良しとされている部分があるかと思います。
しかし、これでは「出る杭打たれる」ではないですが、突出したスーパースターが誕生しにくい土壌がうまれてしまいます。
一方、欧米では、異を唱えるような考え方でも、それが突然受け入れられたりします。
「リスクのある行動だが、もしかしたら大きな効果が出るかもしれないぞ」と。
結果、欧米のユニコーン企業数と日本のユニコーン企業の数に明確な差が生まれてしまっています。
■■今後の処方箋■■
ひろゆきさんの提唱している解決策も非常にユニークです。
Ⅰ:「子供を産んだら1000万円支給」
少子化対策ですね。確かにこんなのしたら、人口は激増すると思います。。。
Ⅱ:「他人とのズレを恐れない」
一見突飛的な論証ですが、私は的を得ている考え方だと思います。
上記の脱「右へ倣え」思考ですね。。。
「人の役にたたない仕事を選べ」とも言っております。
もしJAL(飛行機)が倒産したら多くの人が、影響を受けます。
もしフェイスブックが倒産したら?たいして、日常生活に影響はありませんよね。
しかし、売上利益で見た場合、圧倒的にフェイスブックが上です。
「なぜ」「リスク」「疑問」に対して、ワタクシも行動を具体的に深堀していきたくなります。
それでは。
無敵の思考 ――誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21
- 作者: ひろゆき
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2017/07/08
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