★人生は挑戦と破壊の繰り返し★

『自由な働き方』を目指す中年サラリーマン。紆余曲折な日々を、どうでもいい日記を綴っております。

57冊目:「実験思考」 著者:光本 勇介

【遊びに来て頂きありがとうございます!】

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株式会社バンク代表の光本勇介さんの書籍。

書店で気になり、少し読んでみると面白い。

 

裏面の金額を確認したら、、、びっくり。

 

「390円」

 

ん?

 

桁数間違ってない?

 

「1390円」の間違いだよね???

 

何度目を凝らしても、「390円」。

 

もうこの時点で、気になって仕方がなく、カウンターへ。

ここでも、まだ私半信半疑。と、普通に店員さん、

 

「390円になります」

 

マジで!?

 

ソッコー、家に帰り読み進んでいくと、からくりに気付くわけですね。

 

光本社長、書籍の冒頭から、ビジネスにおいて、

「固定概念をすべて取っ払う」から始まります。

日本の社会環境において、常識を一旦脇に置きます。

 

「そもそも、何でだっけ?」とそもそも論から考察していきます。

 

光本社長が開発したアプリ

「CASH」

いわゆるメルカリのスピードキャッシュ版といったところでしょうか。

 

スマホのカメラで、売りたい目の前のアイテムを撮影。

すると、画面に撮影したアイテムの売却金額が一瞬で表示されます。

その金額でOKだったら、なんと、瞬時にその金額が口座に現金が振り込まれます。

メルカリ以上の作業効率化を実現するシステムです。

 

「目の前のモノがすぐにお金になるアプリ」

 

いやはやですね。。。

 

開発当時、CASHをリリースした途端、SNSを中心に爆発的に話題が広がりました。ユーザーはどんどん写真を撮って、登録していきます。

CASHはお金を払います。

すると、会社のお金が

 

1億円、2億円とものすごい額で出ていきます。

余りの反響に一時、サービスをストップ。

結果、実質16時間で、3.6億円を市場にばら撒いたと言っております。

 

ちなみに、現在は通常通りアプリも稼動し、私も、何度かお世話になっております。

 

この書籍のタイトル「実験思考」。

光本社長は、人生自体が「常に実験」であると説いています。

 

冒頭の、「390円のカラクリ」ですが、

面白い発想です。

この本を読み、この本の「価値」を自分で決め、書籍の巻末にある「QRコード」から

ログインし、そこから決済という内容になってます。

要するに、「読まれたあなたが、この本の価格を決済して下さい」という内容。

 

勿論、「0円の価値」の方もいるでしょう。その方は、「390円」の価値判断ですよね。

私は、内容も大変面白かったので、「1500円」の価値をつけ、決済にしております。

 

この書籍のタイトル通り、最初から最後迄「実験」な本でした。

それでは。

 

100の思考実験――あなたはどこまで考えられるか

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