39冊目:「人生100年時代のお金の不安がなくなる話」 著者:竹中 平蔵 出口 治明
【遊びに来て頂きありがとうございます!】
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ライフネット生命創業者の出口 治明さん。
お二人が記した書籍でございます。。
「人生100年時代」。。。
もうお馴染みの言葉となっちゃいましたね。
竹中さんの経済学観点と出口さんの起業における観点などうまく絡まり、とても
分かりやすく指南頂いております。
出口さんに関し、私、別の書籍も読んでおり、特に「歴史」から考察する観点には学ぶべきものが多々あります。
「歴史は繰り返す」
この言葉。私の中で非常に重要なキーワードとなっております。
この本の中でも書いてますが、そもそも、戦後間もない日本において、「年金」という政府が国民の将来を保障するシステムは存在しなかった。
しかし、経済復興と共に、企業財政の軸も強くなり、「国民皆年金制度」が誕生し、
現在に至っている。。
考えてみたら、まだそんなに古くない最近の出来事な訳です。。
当時の経済事情や、環境が法律を作り、制度も変える。当然の事であり、いわゆる
「変化」が必要になるわけです。
しかし、現在はすでに「終身雇用」は崩れ、少子高齢化・デジタルの発達などにより、劇的なスピードで文明・経済が変貌しております。
そういう時代だからこそ、国民1人1人が「変化」を受け入れ、柔軟な思考にシフトしなければいけない。
いまや政府及び大企業のトップも「自分の身は自分で守りましょう」と、言っちゃってますしね。。
強く思います。
「変化」に対応しないといけない。
「自分で考える力」を養い、出来るだけ沢山、テストし失敗し、軌道修正し、またテストし、最後に「自分」を見つける。
出口さんの言葉で
昔は「メシ・風呂・寝る」の長時間労働でしたが、現在は
「人・本・旅」と記しております。
経済は豊かになりました。医療も発達しました。全てが便利なりました。
だからこそ、上記の言葉がこれからは必要なのだと強く感じました。。
それでは。