31冊目：「GAFA　四騎士が創り変えた世界」　著者：スコット・ギャロウェイ

【遊びに来て頂きありがとうございます！】

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私たちの身の回りで使用しているアイテム・アイコンを振り返ると、ほぼほぼ上記4社に辿り着きます。

ネットで何か検索するときはGoogle。

スマホはアイフォンでApple。

買い物はAmazon。

ほんとにいつの間にっ・・っていうぐらい、上記４社が日本人の日常生活に深く入り込んで来ましたよね。。。

ニューヨーク大学の著名な経済学教授、スコットギャロウェイさんが記した本作。

少し前に発刊され、ものすごい勢いで売れていきました。

「GAFA」。すでに世界の根底を変えつつあります。

この動きをギャロウェイ氏は、「ヨハネの黙示録の四騎士」になぞらえています。

地上の４分の１を支配し、剣、飢饉、悪疫、獣によって「地上の人間を殺す権威」

を与えている。となんとも悍ましい表現で。。

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上記の表現でいくと、かなり恐ろしい未来が待っているかのように思いますが、本作で言いたいのはこういう事ではないです。

今後、さらにGAFAが経済・イノベーション・人間の生活を変えていくという予測を立ています。

■Googleは既に、未来の自動運転の技術を得、世界をリードしております。

■Appleはジョブズが築いたブランド力・キャッシュ能力・シンプルさにさらに磨きをかけ、世界展開を猛スピードで行っております。

今後は教育分野にも積極的に投資をしていくと。

■Facebookは、人と人の糸を強固にし、サイバー空間でのコミュニケーション技術で世界を既に変えました。さらに、ここ最近もその技術を活かして、ブロックチェーン技術を活用し、世界の金融市場を根底から変えちゃうかもしれません。

■Aamazonは、ロボティクス技術の向上で、世界の物流インフラを既に独占しつつあります。最近でも、アメリカ配送業大手のフェデックスと業務提携を解消しました。

それは、Aamazon単体でついに配送業務能力を身につけたとの裏返しになります。

配送ジャンボ機の購入やドローン配送など、Aamazonは進化の過程をまだスピードを上げております。

こうなると、世界の企業は太刀打ち出来なくなり、ブルーオーシャンな世界が皆無で、どこかにGAFAの力が及ぶ事になります。

しかし、ギャロウェイ氏は言います。

四騎士の中でも、最終的に生き残れる企業は１社になるであろうと。

その可能性が高い企業を「Apple」と記しております。

日本の企業もzozoやメルカリなどユニコーン企業として現在も拡大しております。

しかし、この本を読むと、もはや世界の企業を見渡しても、四騎士に今後追従出来るのかなと思ってしまいます。

企業の利益も大事です。しかし、もっとも価値があるのは、この四騎士が世界に与えた価値、「生活の向上」「人々の貧困を無くす」「人と人を繋ぐ」。

なので、競争ありきの世界ではなく、「世界の自然・人々の生活を向上」させる価値を是非四騎士には期待したいです。

それでは。

★人生は挑戦と破壊の繰り返し★