61冊目:「学問のすすめ」 著者:福沢 諭吉
【遊びに来て頂きありがとうございます!】
2024年から一万円札人物が、渋沢栄一へ変わります。
私の中の一万円札と言えば、時代は変わろうと、「福沢諭吉」です。
なぜかって・・・・
社会人になって、中々見る事のなかった福沢先生。初めてのお給料をもらい、
財布に福沢先生がお一人いらっしゃるだけで安心できるあの記憶。。。(笑)
時には、福沢先生を乱雑に扱い、そのしっぺ返しを何度受けた事か。。(笑)
良くも悪くも、福沢先生のおかげで、「人生における学問」を深く教わりました。
本日の書籍は、日本人の教科書ともいうべき名著「学問のすすめ」
勿論原作ではなく、皆様ご存知の斎藤孝先生が「超絶わかりやすく」解説して頂いた作品でございます。
このブログでも、斎藤先生の作品をご紹介させて頂きましたが、今回も本当にわかりやすく丁寧に「学問のすすめ」を読み解く事が出来ました。
小学校の時に教科書から知ったものの、ほとんどの人が「学問のすすめ」を読んだ事ないと思います。
天は人の上に人を造らず 人に下に人を造らず
まぁ、福沢先生といったら、この名言です。
当時から、国家と税金のあり方にも、深く考察しており、現代日本人にも学ぶところが多々あります。
政府には米も金もない。
百姓・町人から税金を出してもらって、その財政をまかなおうということで、政府と人民が双方相談を取決めたのだ。すなわち、政府と人民の約束「社会契約」である。
税金の本来のあり方を学べますね。。
さらに先生は、「税金は気持ちよく払え!」とまで喝破しております。
税金で、政府の保護を買えるのだったら、気持ちよく払いましょうということです。
当時はそうだったんでしょうけど、
今はなぁ。。お国を動かしている方々が、頼りないというか。。。
頼むわぁって感じです。。
人間は自分が思っているよりも愚かな事をする
これ!!この短い悟りみたいな言葉、私非常にビビビって感じる部分がありました。
わかります、人間って完璧なわけないですよね、だから、誰だって「愚かな事」を一つや二つはするんですよ、って事だと思います。
ただ、ここで終わるんじゃなくて、ここから自己反省し、自己成長に繋げなさいって事でしょうね。。
いやぁ、この本。色々と勉強になりますよ。。。
それでは。