40冊目:「吉田松陰語録」 著者:齋藤 孝
【遊びに来て頂きありがとうございます!】
松蔭が自ら起こした「松下村塾」から輩出された人物は後の日本を変革した偉人だらけですね。。。
倒幕運動の嚆矢的存在、高杉晋作。初代内閣総理大臣 伊藤博文。同じく後の首相、山縣有朋など、錚々たる人物の名が並びます。
黒船襲来から江戸幕府の終焉。そして現在の日本の礎を築く明治維新。当時の思想や運動、知識など私達世代が学ぶべき事はこの時代から数多くあります。
中でも松蔭が歩んできた歴史は、明治維新そのものだと思います。
黒船襲来で、日本は歴史上、類を見ない他国からの侵略に大きく動揺します。鎖国を通してきた日本からすれば、当然の事です。。また政府もその対応策が見つからずといった状況。
松蔭はそんな政府を到底信用するはずもなく、自らの「熱意」で日本を動かしていきます。一切の妥協も許さない。日本の生死がかかっている状況です。
しかし、松蔭は相手が政府だろうが、アメリカ・スペインなどの超大国だろうが、その姿勢・信念は不動の如く変わりません。
真のリーダー像に松蔭の名を馳せますね。。。
そんな松蔭の名言をまとめた本日の一冊。お馴染、斎藤孝先生がわかり易く解説してくれた、「吉田松陰語録」。
①「国防」の問題を直視せよ
⇒まさしく、今の日本ですね。「国防に対する危機感」。
②日々精進あるのみ
⇒今、目の前にある仕事を「自分のやるべき仕事」と定め、日々精進するといい。
うっ。。。胸が痛い。。。(笑)
③「できない」のは「やらない」だけ
何事もならぬといふはなきものを
ならぬといふはなさぬなりけり
うん。うん。奥が深い
④問題の根本原因に立ち返る
⇒原因さえしっかり突き止められれば、何を成すべきかがわかる。
⑤権力におもねるな
⑥交渉事はビビッたら負け
⇒大砲の一撃も撃たないうちに、外国と和議を結ぼうとするとは情けない。
⑦「恥」の一字が人を奮い立たせる
⇒「無知・無教養な自分」を受け入れよう。そして、もっと見聞を広めよう。
まだまだ、多数の名言を紹介してくれております。
非常に、ありがたいお言葉ばかりで感謝です。。。
それでは。
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