★人生は挑戦と破壊の繰り返し★

『自由な働き方』を目指す中年サラリーマン。紆余曲折な日々を、どうでもいい日記を綴っております。

40冊目:「吉田松陰語録」 著者:齋藤 孝

【遊びに来て頂きありがとうございます!】

f:id:eihavuking:20190720084523j:plain


激動の明治維新の中心的思想を展開した吉田松陰

松蔭が自ら起こした「松下村塾」から輩出された人物は後の日本を変革した偉人だらけですね。。。

 

倒幕運動の嚆矢的存在、高杉晋作。初代内閣総理大臣 伊藤博文。同じく後の首相、山縣有朋など、錚々たる人物の名が並びます。

 

黒船襲来から江戸幕府の終焉。そして現在の日本の礎を築く明治維新。当時の思想や運動、知識など私達世代が学ぶべき事はこの時代から数多くあります。

中でも松蔭が歩んできた歴史は、明治維新そのものだと思います。

 

黒船襲来で、日本は歴史上、類を見ない他国からの侵略に大きく動揺します。鎖国を通してきた日本からすれば、当然の事です。。また政府もその対応策が見つからずといった状況。

松蔭はそんな政府を到底信用するはずもなく、自らの「熱意」で日本を動かしていきます。一切の妥協も許さない。日本の生死がかかっている状況です。

しかし、松蔭は相手が政府だろうが、アメリカ・スペインなどの超大国だろうが、その姿勢・信念は不動の如く変わりません。

 

真のリーダー像に松蔭の名を馳せますね。。。

 

そんな松蔭の名言をまとめた本日の一冊。お馴染、斎藤孝先生がわかり易く解説してくれた、「吉田松陰語録」。

 

①「国防」の問題を直視せよ

⇒まさしく、今の日本ですね。「国防に対する危機感」。

 

②日々精進あるのみ

⇒今、目の前にある仕事を「自分のやるべき仕事」と定め、日々精進するといい。

うっ。。。胸が痛い。。。(笑)

 

③「できない」のは「やらない」だけ

何事もならぬといふはなきものを

ならぬといふはなさぬなりけり 

 うん。うん。奥が深い

 

④問題の根本原因に立ち返る

⇒原因さえしっかり突き止められれば、何を成すべきかがわかる。

 

⑤権力におもねるな

西郷隆盛の「敬天愛人」素晴らしい。。。

 

⑥交渉事はビビッたら負け

⇒大砲の一撃も撃たないうちに、外国と和議を結ぼうとするとは情けない。

 

⑦「恥」の一字が人を奮い立たせる

⇒「無知・無教養な自分」を受け入れよう。そして、もっと見聞を広めよう。

 

まだまだ、多数の名言を紹介してくれております。

非常に、ありがたいお言葉ばかりで感謝です。。。

 

それでは。