35冊目:「働かないって、ワクワクしない?」 著者:アーニー・ゼリンスキー
【遊びに来て頂きありがとうございます!】
そりゃ誰だってワクワクしますよ。。。(笑)
ってツッコミたくなる本日の書籍。
著者のアーニー・ゼリンスキーさん。
仕事と自由をクリエイティブにする方法のコンサルタントで、この分野での講演も数多くこなしております。
「自由な時間」を多く持っている人こそが、ほんとうの「豊かな人」。より多く
お金をかせぐことより、自分のために時間を使うことを選択した人々、ダウンシフター
たちのスローな生き方のすすめ、と記しております。
①ものの見方が生き方を変える
②仕事人間は奴隷と同じ
③受け身の活動だけでは何も得られない
④くだらない仲間といるよりひとりになれ
⑤何かを達成する人は怠け者
この本、とことん、「怠け者」になることをある意味推し進めております。。(笑)
書籍の帯の部分にも
世の中で「もっとも危険な本!!」
と書いております。(笑)
私も大学を卒業し、今の会社に勤めて18年、おかげ様で、会社に雇い入れて頂き、転職も経験せず、仕事をいただいております。
しかし、それは自分の貴重な「自由の時間」を会社に捧げており、本当にそれが自分の納得のいく「生き方」なのか?と問いたくなります。
先日、自分の顧客様宅に営業で訪問した際の事です。
一軒家にお母さまと長男様二人で同居しておりました。しかし、春先お母さまが亡くなり、私が葬儀担当させて頂きました。
その後、長男様に精算や忌明のご案内で伺うのですが、必ずといっていいほど、その方自宅のすぐ側にある駐車場の草むしりをしているわけです。
さらに話を進めていくうちに、無職でここ何年か仕事をしていない事が分かりました。
そのお客様が私に対し、こう話しました。
「○○さんは私がこうやって毎日、仕事とかもしないで、家の前で草むしりばかりして変な人だと思っているでしょう・・?
これね、亡くなったうちの母が毎日こうやって草むしりをしていたんですよ。。
だから今度は私がしないといけないんです。。」
何気なく聞いて、その時は大変だなとしか思っていませんでした。
しかし、日を追う毎にそのお客様が発した話が気になり、一人ひとりの「生き方」「価値観」っていうのが、本当に様々あるのだと深く考えるようになりました。
働かなく、家の前で毎日草むしり。
周りからどう思われようが、軸はぶれず、日々生きていく。
なんか不思議なもんで、突然そんな他人の生き方を知見すると、私は興味がゾクゾクってそそられます。(笑)
自分にないものを人ってやっぱりそそられるというか、興味が湧くんでしょうね。。
私ももっともっと良い意味で「自堕落な生活」を実践したいと思います。
それでは。
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