55冊目:「40代でシフトする働き方の極意」 著者:佐藤 優
【遊びに来て頂きありがとうございます!】
20代 学生を卒業し、社会に出て仕事も一生懸命に覚えます。
30代 結婚し、家庭も持ち、子供も生まれ、会社内でも少しづつ出世し、飛躍への足
固めを築きます。
40代 企業内でも一定の権限とポジションを確立し、自己裁量で安定した動きを見せま
す。半面、家庭と仕事のバランスをとるのに苦労する時期です。
50代 定年に向けての準備、
いや、中には、新たな飛躍へチャンレンジする人もいるでしょう。
60代 今までの集大成。定年間近を迎え、あとは無難に職務を全うする。
いや、60歳から新たな趣味や、スポーツに挑戦する。
私あえて、50代から「いや」否定をしております。
持論ですが、私も現在39歳。
今年で40歳を迎えます。
そんな中で出会った今回ご紹介する書籍、佐藤さんの記した「40代でシフトする働き方の極意」。
佐藤優さん、元外務省出身で、その後、鈴木宗男事件で逮捕、起訴されます。
この激動の時間を過ごしたのが、佐藤さん40代だったそうです。
佐藤さん投獄中も、執筆業を続け、社会復帰してからも積極的に講演活動などもされております。
ここまで波乱万丈な人生を歩む人も中々いないと思います。
だからこそ、佐藤さんの語る経験論は非常に生きる道標にもなります。
人生は「40代」で大きく変わる。
①働き方②発想力③リーダーシップ④人脈と友人関係⑤時間の使い方と学び方
⑥人付き合い⑦「豊かな50代」は40代のすごし方で決まる
大きく7つに分けて、論説頂いてます。
人生においてどれだけ「捨てる」か。ここにフォーカスしております。
会社内での自分の立ち位置、家庭の環境、今現在の経済力、友人との距離感。
全て客観的に判断し、「捨てる力」が必要になってきます。
人生を細分化し、必要なもの、そうではないものを明確にしていく事で、自分の進む道が見えてきます。
私も、35歳から、それまで趣味にしていた事をすこしづつ取捨選択して参りました。
もともと、多趣味でしたので、サーフィンやらギターやら、ゲームも四六時中、要するに毎日が「今日は何をしよう?」と無駄に時間を取られていたわけです。
そこで、大きく決断し、サーフィン、ギター、ゲーム、タバコを全て辞めました。
すると、不思議ですね。。。
もうやることが限定されるので、自分の毎日の活動が限定され、迷いも無くなりました。
現在ではマラソンと読書だけになりました。
人間、その気になれば、50代・60代・70代になっても、やろうと思えば何でもできる。
探検家の三浦雄一郎さんなんて、80代でエベレスト登頂ですよ!!
確かに選ばれしものと言われたらそこまでですが、生き方そのものは模倣する事は出来ます。
これからも「捨てる力」をつけていきたいなと思います。
それでは。