37冊目:「本屋、はじめました」 著者:辻山 良雄
【遊びに来て頂きありがとうございます!】
本屋さんも昔と違い、いまや生き残りをかけて日夜必死に様々なアイデアを凝らし、
営業を続けております。。
私の近所にあった書店もどんどん閉店し、入れ替わる店は某有名ドラッグストアなど。
やはり、時代の趨勢に逆らわない、デフレに対応した企業が今後も続くのでしょうか・・・
そんな厳しい環境においても、ネット書店ではない、リアル書店を経営して頂いている店長様は私からしたら「はい。神!」みたいな存在なわけです。
本日ご紹介する書籍は、「本屋、はじめました」。
お店の名前が「Title」タイトル。シンプルで覚えやすいですね。。
店長の辻山 良雄さんが自ら記しております。
この本のどこが良いか???
ずばり、私みたいな「いつか書店もてたらなああ」と思っている人には、参考になる、
「書店開業までの費用・経緯・仕入れ方」など具体的に辻山店長が記しております。
しかも、損益計算まで掲載していただいており、非常に読んでて勉強になります。
辻山店長が、書店を起業するまでの歴史や苦労話も記しており、改めて、こういうお店を起業される方は、尋常ならぬ努力と知識と経験を重ねてここまできたんだな~と
心に響きます。。
Title書店は、リアル書店と併設し、気軽に軽食など楽しめるカフェも併設。
今でいう「バエ」る店にもなっております。
品揃えも、新刊から日本・外国文学、アート写真系、絵本など多様なジャンルを取り揃えております。
その外、ネット販売も注力しており、「Title」で検索したら、すぐ出てきます。
これまた、辻山店長のセンスの良さか、ネット書店の方も、「オシャレ!!」
1冊1冊角度なども考えてでしょうか、表紙と背帯の部分まで写真撮影をしており、
非常に分かりやすく書籍を紹介しております。
辻山店長が幼い頃から「書籍」と出会い、書籍から得た知識と経験で、お店をOPEN。「書籍」に対する想いも言葉で表現できないほど、感謝している証なのかなと思います。
「好き」を商売にし、仕事にする。これ以上、幸せな事ってないですよね。。
素晴らしい書籍と巡りあえ、感謝です。
それでは。