17冊目:「世界で最も美しい書店」 著者:清水 玲奈
【遊びに来て頂きありがとうございます!】
A3サイズ程の重厚感あるハードカバーの仕上がり。
表紙は高貴感漂う白一色をあしらい、タイトルも品のある明朝体で記されており、
書店に一際目立っておりました本日紹介する本。
世界で最も美しい書店 著者:清水 玲奈
本好きにはたまらない一冊に仕上がっております。
私も書店が大好きで、毎週3日4日は立ち寄ります。
仕事帰りに、そして休日も書店巡り。
そんな折、この本と出会い、世界には星の数程の書店があり、その中でも最も美しい書店をピックアップ。
著者の清水さん、ジャーナリストでパリやロンドンを拠点にアートやカルチャー、ファッション関連の執筆、映像制作に携わっているみたいで。。。
ただの読書好きな私でも、「何・・これ? めっちゃ綺麗やし、オシャレ」とうなされてしまいました(笑)
日本の昔ながらの書店も大好きですよ。蔦屋のような今どきのお店から、古書店のあの本に埋もれた良い意味での雑多なお店も。
古本の独特の紙の匂いもたまらなく好きです。(笑)
この本の冒頭、一発目から私の心臓に一本の矢が刺さりました。
「アトランティスブックス」
絶景なんて言葉でまとめる事が出来ないというか。。。
もう、神々しい美しさが漂ってます。。また店内もいあはやといった感じです。。
実際に行ったことなんて、勿論ございません。
でも写真からこれだけ伝わってくるものがあるんだから、すごいです。
私、妻に宣言しております。
もし死ぬ前にどこか行きたいところあるって?言われたら、このお店だと。(笑)
アトランティスブックスだけではありません。
ミラノにある「ディエチ・コルソ・ブックショップ」
メキシコにある「カフェブレリア・エル・ペンドゥロ」
東京にある皆様ご存じ「代官山 蔦屋書店」
どれもド級の書籍量とアートや、ファッション、カルチャーが眠っている書店ばかりが紹介されております。
書籍の帯の部分にとても素敵な言葉がありました
いまや第二のグーテンベルク革命とさえ言える。
高度化情報の時代。もはや紙の本がなくとも読書は出来、書店がなくても
本は買える。
しかし、私たちの足はなぜか書店へと向かう。書店を求める。
便利で効率的な暮らしを手に入れてる。
なおも満たされることのない私たちを
惹きつけてやまないもの、それが書店にはあるからだ。
現代社会は高度な文明を手に入れ、老若男女、片手にはスマホを常備持ち歩き、それが、ひとつのコミュニケーションツールとなっています。
一方、SNSでのイジメや犯罪、格差の問題なども生み出しているのも事実です。
紙で出来た書籍がなぜ、古代文明から今なお生き続いているのか?
スマホやパソコンは、この先100年200年後にはあるのか?
私的には、生き残るのは「書籍」なのだと思います。
「知恵」と「勇気」を私は本から頂いております。
この実感。実感を信じて、今後もリアル現物、「書籍」を何らかの形で残していきたいなって思います。
それでは。