18冊目:「海底二万里 上・下」 著者:ヴェルヌ
【遊びに来て頂きありがとうございます!】
冒険小説の名作:フランスのヴェルヌ作「海底二万里」でございます。
ヴェルヌ作品は「地底旅行」も読みました。
やはり男子はこういう冒険小説にハマッちゃいますね(笑)
書籍表紙もどこかジブリ作品っぽくなってまして、つい買っちゃいましたね。。
地上世界から断絶した海底で漂う地底船といったところです。
また、地上世界のテクノロジーを何倍も凌駕する機器を持ち合わせ、幾多の困難、障害を乗り越えていく様をSFっぽくヴェルヌが記しております。
ノーチラス号船長 ネモ船長
海洋生物学者のアロナクス教授
助手のコンセイユ
銛打ち名人のネッドランド
ネモ船長のどこか読めない性格良いです。アロナクス・コンセイユ・ネッドランドの3人を助け、船内でも不自由ない生活を与えてくれます。
しかし、時に、マッコウクジラを捉え、八つ裂きにするなど、冷徹な部分も見えるというか。。。
アロナクス教授も地上世界でしか見たことのない風景が、海底世界の夢幻さ、ノーチラス号の性能に驚愕しながらもネモ船長の野望を突き詰めていきます。
そして、私の中で意外とハマったのが、銛打ち名人ネッドランド君。
いかんせん、超短気な性格です。
すぐに、キレ、ネモ船長に対しても臆することなく向っていく姿は読み手にもハラハラさせてくれますね。
そして、助手のコンセイユ。
このお方が優秀なもんで。
障壁が立ちはだかると、スっとコンセイユさん、アロナクス教授に冷静適切な助言をしてくれます。アロナクス教授からしたら、かかせない人物です。
この物語、読んでいくうちに、本当にラストがどうなるの!?って思わせる仕上がりになってます。
なんていうか、小説って盛り上がる箇所と、ちょっと飽きがくる箇所ってないでしょうか・・?
私だけの私見になりますが、この小説は上・下全て、飽きがほとんどなく、最後の最後迄ハラハラドキドキする作品で、面白かったですね。。。
ヴェルヌ作品が世界中で愛されているのも、納得です。
話はそれますが、東京ディズニーシーに、このノーチラス号を象ったアトラクションがあることをこの本を読んでから知りました。
東京ディズニーランドにはまだ行った事がないので、是非、一度は見てみたいですね。
ちなみに、映画化もされております。
それでは。