100冊目:「スマホ脳」 著者:アンデシュ・ハンセン
■遊びに来て頂き、ありがとうございます■
祝!!100冊目!!
~スティーブジョブズは我が子になぜipadを触らせなかったのか?~
の帯がめっちゃ気になり、購入した今回の書籍。
この本、ある意味、
「超~危険な本」
ですね。。。結論から言っちゃうと、スマホを「見すぎると、バカになっちゃうよ~」と喝破しております。
なので、スマホ信奉者からすれば「いやいやいや、、、ありえんね。。この本」
みたいになっちゃいます。
北欧はスウェーデン出身の著者:ハンセン氏。精神科医でありながら、
『一流の頭脳』など執筆本も出しており、世界的ベストセラーになっております。
本作でも、様々なデータや事例を出しており、読みやすい内容に仕上がっております。
かくいうワタクシもこの本を読むまで、1日平均2時間は画面を凝視していたかもしれません。まず朝起き、フェイスブックやTwitter、ヤフーニュースなどを見ます。
昼間休憩でもスマホ確認。そして仕事も終わり、家に帰ってもスマホを確認。
3度の食事は取らないのに、スマホは3度見るという”中毒”ぶり。
ところが、世界の平均は凄いことになってます。
大人のスマホ平均視聴時間がなんと『4時間!!!』
さらに突き詰めて調べると、若者の2割はなんと驚くなかれ、、、
「7時間」
ドドドーーーーーーン!!!衝撃ですよね。。頭に雷が落ちる感じで衝撃的データです。。
スマホスクリーンに7時間も貴重な時間を費やしている訳です。
その前に成人の平均4時間もかなり異常です。
『スマホ脳』が与える影響として、
①ストレス
②睡眠障害
③うつ
④他人との比較(snsの影響)
スマホのスクリーンを見るだけで大きな影響を受けるといいます。
スクリーンから放たれる『ブルーライト』
これが主たる危険因子になっております。『ブルーライト』を長時間浴びる事により、
脳が直接電磁波を受け、これを機に、「頭痛」「倦怠感」「吐き気」など
また「集中力」といった部分まで影響を受け、身体的ダメージを受ける訳です。
しかし、そういったものは普段全く意識しないとわかりません。
上記に挙げた症状が現れても、『スマホ』とは切り離した『病気』に
よるものだと現代人は自然に意識を変えます。
『スマホ脳』の恐ろしい所は他にもあります。
それが、
「sns」です。
特に「フェイスブック」「Twitter」「インスタ」など若者は勿論、成人迄巻き込み、
それも全世界でネットワーク網を構築してしまいました。
この厄介者は「他社との比較」「承認欲求」という新たな「負因子」を生み出し、
若者を中心に精神病を患う人が年々激増しております。
やっぱり、「いいね!」が欲しい。
このブログを投稿した後も、ついつい「いいね」がついているかどうか
スマホをがっつりチェックしちゃいます。
また、フェイスブックも友達が旅行や美味しい食事を投稿する事で
自分自身と比較し強い「劣等感」を感じ、多くの人が嫉妬を覚え、
それが過度なストレスに繋がります。
読むと納得です。
ところで、手前味噌になりますが、
この度の投稿で記念すべき「100冊目」に到達致しました。
しがないサラリーマンが日記感覚で綴りはじめて、あっという間の
100冊目。。。
何だか感慨深いですね。。
これからも読んだ本など、ご紹介していきたいと思います。
それでは。