★人生は挑戦と破壊の繰り返し★

『自由な働き方』を目指す中年サラリーマン。紆余曲折な日々を、どうでもいい日記を綴っております。

53冊目:「美しい大和言葉の言いまわし」 著者:日本の言葉倶楽部

【遊びに来て頂きありがとうございます!】

 

 

 

「今日はいい天気ですね」

「今日はいい日和(ひより)ですね」

 

皆様、上記の言葉を比較した際、どちらがポカポカしてると思いますか?

なんとなく、下段の「今日はいい日和(ひより)ですね」のほうが、ポカポカすることないでしょうか?

 

この言葉にも解釈があり、「ひより」が生粋の日本語みたいですね。

つまり「大和言葉」です。

 

私もそうですが、既に「大和言葉」という言葉すら、知らなかったという方は多いと思います。

書店に立ち寄ると、ふと気になり、読むと結構目からウロコな言葉と意味がワンサカ出てきます。

 

「言葉」は「言霊」ともよく言われます。

日本人は世界のどの国よりも、平安時代に誕生した「平仮名」を機に、「言葉」そのものを味わい深く、咀嚼し、楽しみ、尊厳を持ってきた人種だと私は感じます。

 

日本独特の「四季」。恵まれた気候風土、そして海山なる環境と土地。全てが相まって、「大和言葉」というものが誕生したのだと思います。

 

ここで、いくつかの「大和言葉」を紹介させて頂きます。

 

日常言葉    

「つまらないものですが、どうぞ・・」 ※ほんのわずか、少しばかりの意味

大和言葉

「印ばかりのものですが、どうぞ・・」

 

日常言葉

「どういたしまして」 ※相手に提供したものが粗末だと謙遜する言葉

大和言葉

「お粗末さまでございました」

 

日常言葉

「今後とも宜しくお願いします」 ※目上の人の初対面の際や、部下を紹介するときに使う。

大和言葉

「お見知り置き下さい」

 

日常言葉

「正直で素直な」 ※スパッと縦に割れる竹の性質に由来する

大和言葉

「竹を割ったような性格の持ち主」

 

日常言葉

「ご一緒させてください」 ※主となる人に従って同じ行動をしたり、もてなしを受けること

大和言葉

「お相伴させていただきます」

 

いかがでしょうか・・?

最後の「お相伴させてください」なんて、私が上司に使った日には、「なんて?」みたいな感じで頭の上に「?」がつきまくるでしょうね・・(笑)

 

でも、日常会話でさりげなくこういった言葉を使うと、その人自身の見方も変わると思います。

やっぱり、品があります。大和言葉は。

 

品のある、ダンディーな言葉を使用したいものですね。

それでは。