★人生は挑戦と破壊の繰り返し★

『自由な働き方』を目指す中年サラリーマン。紆余曲折な日々を、どうでもいい日記を綴っております。

46冊目:「マルティン・ルター」 著者:徳善 義和

【遊びに来て頂きありがとうございます!】

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たった一つだけの本を歴史上の誰よりも、読み尽くす。

貪るように。。

 

すると、地球上の万物が、少しづつ、動いていく。。

 

ルターは、「聖書」を誰よりも貪るように、読み、読み、読み、

ワインとパンを食べるように、、読み

 

 

「世界」を変えました。

 

16世紀に誕生した、マルティンルター。

宗教改革を起こし、自らの「言葉」を武器に、ヨーロッパにおけるキリスト教の真理を伝えていきました。

 

そして、「プロテスタント」が誕生します。

 

ルターの生まれたドイツでは、当時ローマカトリックの「贖宥状」によって、過去の罪や悩みを解決出来ると民衆の間に広まっておりました。

 

贖宥状はお金を出して購入するものでした。このお金で、大司教及び、特権階級の人達は、聖堂を立てたりするんだよと言っておりましたが、これに意義を唱えたのが、

ルターでした。

 

この書籍の中で、「使命への目覚め」という箇所があります。

 

町の司祭、大学教授として赴任していたルターは、日中、町の路上でひとりの酔っ払いを見かけた。かなり酔って、道端に横たわっている。そのような生活を送っていては、魂の救いには至りえない。

そう思ったルターは、男に声をかけた。

「昼間から酔っ払っていないで、真面目に働きなさい。そんなことでは、神様の御心にかなわないよ。自分が死んだ後のことを考えなさい。

すると、男は酔眼を半分見開き、丸めた一枚の札をを掲げながら、こう答えた。

神父様、あっしには、これがありまさあ。だから大丈夫で。。

男が手にとっていたのは、免罪符である。これを見た若きルターは、大きな衝撃を受けた。

聖書の教えを学生たちに講義するだけではダメだ。この男の心にも届くように語る努力をしなければ。これがルターが自らの新しい使命に目覚めた瞬間であった。

 

要するに、この酔っ払った男性との出会いで、免罪符に対しての疑問。そして、まだまだ町にはこういった風潮が跋扈しているんだと、ルターは気付くわけですね。。

 

ここから、ルターの「言葉」による伝導により、「プロテスタント」が誕生していきます。

言葉の真理を追い求め、聖書を読んで読みぬく。このあくなき探究心が、キリスト教の世界を根底から変えていきました。

 

読書が世界を変える。

 

まさしく、ルターから「読書」の重要性を教えて頂きました。

それでは。