8冊目「貧困のない世界を創る」 著者:ムハマド・ユヌス
【遊びに来て頂きありがとうございます!】
最近、日本のTVドラマで「銀行系」がやたら多いように感じます。
数字が取れるからでしょうか・・。
本日紹介する書籍はバングラディシュにある銀行:「グラミン銀行」。
創業者であり、最高責任者のムハマド・ユヌスさん。
貧国バングラディシュで、銀行を立ち上げ、様々なサービスと融資で人々の商売、生活を助けてきました。
その行動が評価されノーベル賞を受賞しております。
数百万人もの人々を地方経済、地域経済、そして世界経済へと導く手助けをしていきます。
「ソーシャルビジネス」 無担保少額融資で農村部の貧しい人々の自立を支援する
手法を全国で展開します。
信用貸付を提供し、自分自身で作り出す仕事をとおして返済しなければなりません。
利子が付いたローン。これを根本にあり、グラミン銀行の発展と同時に人々の糧になる。
まさしく、借り手と貸し手の相互扶助が見事に一致している。
利益を求める部分もありますが、それ以前に「人生の質」を高めたい。それに尽きるのだと思います。
日本という豊かすぎる国にいると、どうしても「人生の質」が、どうなのかとか、そこまで考えつく環境下ではないのですが。
バングラディシュという国・環境・生き方が根本から異なり、参考にするといった部分で到底比較材料にならないのだと考えます。
しかし、グラミン銀行が目指す、人々の「人生の質」を高める。利益度外視、ある女性が、編み物が趣味でいつかお店を開きたい。昔なら到底叶わぬ夢だったのが、
現在ではその夢が叶う。低融資で貸し出す、あなたが作り出す「価値」を当行に返済してもらえれば。
私も一サラリーマンとして、この姿勢を模倣し、「人生の質」を高めていきたいです。
それでは。
※頭の活性化で、森林浴に行ってきました。たまにはいいですね~~