【74冊目:ファクトフルネス】 著者:ハンス・ロスリング
【遊びに来て頂きありがとうございます!】
「知識をアップデートする」
本日ご紹介する書籍:ファクトフルネス。まぁ、言われてみればごもっとなフレーズです。ワタクシの脳も未だに「ザ・昭和テイスト」満載の旧態依然とした知識であります。笑
著者でスウェーデン出身のハンス・ロスリングが子供達と長い年月をかけて、
「世界中の勘違い」を統計・データ・写真を元に「事実」を導き出しております。
例えば、、、
世界中の1歳児の中で、なんらかの病気に対して予防接種を受けている子供は
どのくらいいるでしょうか・・?
A 20%
B 50%
C 80%
ワタクシは即答でAだと答えました。
正解は、、、
C 80%
ハンス教授が各国のセミナーや講演会で著名な研究者に同じ設問をしたところ、
なんと正解率は、、、
平均 20%以下
ノーベル賞や様々な分野で成功しているスーパー知識人ですら、ほとんどの人が、
20%程と「勘違い」をしていたのです。
世界には数え切れない課題が山積しております。
しかし、実際には世界の知識人やワタクシ達庶民は、世界に対し、「正しい見方」が出来ているのか?となると、出来ていない。。というのが現状なのです。
「知ったかぶり」というような状況ですね。。
他にも、
自然災害で毎年亡くなる人の数は、過去100年でどう変わったでしょう?
A 2倍以上になった
B あまり変わっていない
C 半分以下になった
ワタクシの回答はAでございました。
だってこんだけ地震や台風、洪水、森林火災など起きている状況下でまさか減る事は
ないでしょう。。。というのが見解です。
正解は、、、
C 半分以下になった
はぁ、、、逆なんですね。。まぁそれはそれで良い事なんですが・・
この原因もハンス教授が紐解いてくれております。
現在のメディアやネットによるものだと。メディアもポジティブな情報より、ネガティブなニュースを大々的に取り上げます。
そうなると、人間の本能として、「世界はどんどん悪くなっている」という先入観で脳が満たされていきます。
ここに「勘違い」の元凶が生まれてくるわけです。
世界に対し正しい見方が出来なくなります。
この本を読んで、ワタクシも「正しい見方」に意識を向けようと思います。
身近なところにも多々、間違った見方、現実をつい見たくないが為の逃避、
逃げずに、目の前にある「事実」を直視して、動いていきたいなと思います。
それでは。。。。