23冊目:「罪の声」 著者:塩田 武士
【遊びに来て頂きありがとうございます!】
2020年に映画化まで決定した本作。
グリコ森永事件をモチーフとした作品です。
京都でテーラー曽根を営む曽根俊也。
新聞記者の阿久津英士。
31年前に起こった「ギンガ萬堂事件」。その真相を突き詰めていく物語になっております。
ネタバレもありますので、最後迄の書評は控えますが、、、
塩田さんの文脈講成って、なんというか、ザワザワ感と読み手まで伝わる「恐怖感」を見事に仕上げております。
グリコ森永事件、私もはっきり覚えております。
事件当時、私も大阪の堺市に住んでおりました。事件当時は5歳ぐらい。
両親と兄弟、5人家族で堺市の府営住宅に住んでおりました。
昔は駄菓子屋があり、なんとなくですが、親から厳しくお菓子だけには気をつけなさいと注意を促されていたのを覚えております。
この「罪の声」にも出てくる、子供の声と録音シーン。
もう、読んでる方も怖くて怖くて。。手に汗にぎるというか。
映画も出演者が決まって、曽根役が星野源さん。阿久津役が小栗旬さん。
非常に楽しみですね!!
それでは。